続々々・五反田界隈のこと

　「忠臣蔵」は有名。
なんだけど・・・。
良く知んにゃあ。
登場人物が頭ん中でごっちゃんなってる。

    1. 「５代将軍徳川綱吉（とくがわつなよし）」
    2. 「浅野匠頭長矩（あさのたくみのかみながのり）」
    3. 「吉良上野介義央（きらこうずけのすけよしひさ）」
    4. 「大石内蔵助良雄（おおいしくらのすけよしお）」

・・・

　他にもいる。
いっぴゃあ・・・。
ほじくり返すとキリがにゃあ。
とりあえず、こんだけに絞った方がわかり易しぃ。
ストーリーはシンプル。
ただ題材としては日本人向き。
永遠の名作んなってる。

「ひゃあ、いっぺんは調べてみんべーじゃ！」

  • 実話

　超あらすじ。

    1. 「浅野」、「吉良」ともに幕府の接待役として勤務。
    2. 元禄１４年３月１４日、「浅野」が何かの理由でキレた。
    3. 「浅野」が松之大廊下で「吉良」に切りかかった。
    4. 「吉良」は額と背中を切られて重傷だったが、助かった。
    5. 将軍「綱吉」は殿中抜刀の罪で「浅野」に切腹を命ず。
    6. 「浅野」は即日切腹、お家もお取り潰し。
    7. 翌元禄１５年１２月１４日、討ち入り。
    8. 「大石」以下四十七士が両国の「吉良」邸襲撃。
    9. 「大石」以下家人１７名死亡、２３名重傷。
    10. 四十七士は【泉岳寺】の「浅野」の墓に「吉良」の首を供えた。
    11. 四十七士切腹・・・。

　壮絶だで・・・。
芝居や映画にもなってる。
テレビでは年中行事になってる。
まさにスタンダード。
１２月１４日には【義士祭】も行われる。

「ひゃあ、日本人の心情にぴったしなんだべなー」

　物語としては面白い。
でも、それが実話と思うと・・・。
現に目の前に墓がある。
墓がずら〜っと並んでる。

「ひゃあ、チャラけた気分じゃ来らんにゃあなー」