更に・「グランドセントラル・オイスターバー&レストラン」のこと

  • 満席

 どんどん混んで来た。
あっという間に満席。
立食パーティーコーナーもヒトが溢れてる。
理解出来にゃあ。

「ひゃあ、何なんだべ?この衆らの舌ってどーなってんだ?」

っと思いつつ・・・。
 ふと目についた一団があった。
みんなでビンビールをラッパ飲みしてる。

「ひゃあ、何だら?あのビール?何か気になっちまあで・・・」

スタッフに頼んだ。

「ひゃあ、アレくいよっ!」

来た。
【サミュエル・アダムス】とか言うビールだった。
真似て、ぐいっと・・・。

「ひゃあ、不味じぃっ! 何だこら?」

危うく吹き出すとこだった。
どーなってんだ、この衆らの舌は・・・?

  • ヒトハダ

 【焼牡蠣】登場。
スタッフいわく。

「お皿は熱くなっておりますのでご注意下さい」

そりゃそーだ。
そんくりゃあじゃにゃあと、美味くにゃあじゃ!
どれどれ・・・。
 ぬりいっ!
焼いたって感じじゃにゃあ。
かと言って、蒸し牡蠣とも違あ。
ポン酢をたらして喰ってもボケた味。
何とも中途半端。

「ひゃあ、ヤキガキっつーよか、ヤキカケって感じだで・・・」

 皿もちっとも熱くにゃあ。
余熱で更に焼けるって感じでもにゃあ。
ぬめ〜っとしたヒトハダ。

「ひゃあ、何だ!あいつぁ、マニュアル読んでっただけか?」