続々・「絵画館前」のこと
- いちょう並木
パンフレットで発見があった。
このいちょう並木が出来たのは1923年(大正12年)。
目的は正に「絵画館」。
「絵画館」を雄大な景観にする為に・・・。
「ひゃあ、これって『関東大震災』の年じゃんか・・・」
きっと、いろいろあったべな。
そんなこんやってる場合かぁっ!
っとか言う向きも居たべな。
施工は宮内省。
宮内省の「南豊島御料地内」で苗木が育てられた。
今の「明治神宮内」だそうな。
苗木は1,600本あった。
そん中から6mっくりゃあに育ったヤツを選抜。
146本を植えたそうな。
それも「青山通り」から背の高い順に植えた。
「ひゃあ、ちゃあんと遠近法を考えて造ったんだー」
- 重文
もう1つの発見。
「絵画館」は今年重要文化財に指定された。
6月20日だったそうな。
正式名は「聖徳記念絵画館」っつーらしい。
「へえ〜、でんでん知らんかったなー」
日本初の美術館だった。
建設の目的は・・・。
花崗岩で表装。
日本の建築技術の発展を知る事が出来る。
っと書いてあった。
「ひゃあ、知らにゃあこんっていっぴゃああるもんだ・・・」
いちょうの落ち葉の上を歩く。
”そら”が葉っぱと同化してる。
木漏れ日がキラキラ・・・。
「ひゃあ、『絵画館』にゃ入ゃ−れにゃあけんど、やっぱ”そら”と来て正解だったで・・・」