【Victoria(ビクトリア)】寄港のこと 【7/1】

  • 【ビクトリア】

 入港は18:30の予定。
出港が24:00。
何とも忙しい。
この時間でもみんな観光に行く。
もちろんオプショナル・ツアーも沢山ある。
でも「みっちゃん」のオススメはタクシー利用。

「私が交渉してあげるから、リムジンに乗り合いで観光しちゃった方が効率的ですよ」

 みんな大乗り気。
我々を除いて・・・。

「『みっちゃん』一緒に乗ってってよー。その方が心強いわー」

わいわい言ってる。

「それは、クルマの大きさにもよりますね。着いてから決めましょう・・・」

「みっちゃん」も大変だで・・・。
んじゃ、お先にー・・・。
 さすがにカナダまで来たら天気は良くなった。
気温も20℃近くある。
バンクーバー島の南端の花の都。
英国風の街並みと、【ブッチャートガーデン】が有名。
リムジンで行けば両方楽しめるって訳。

「ひゃあ、でもあん中にゃいたくにゃあな・・・」

  • 【カナレット】

 「みっちゃん」が気ぃ遣ってくれた。
予約が17:30。
きっと、メシ喰ってから観光に行くと思って・・・。
ちと早あなあ・・・。
でもしょんにゃあ。
行くっきゃにゃあで・・・。
 店長さん、大喜び。
満面の笑みで迎えてくれた。

「Good evening! Welcome Mr.Kirigirisu!」

2回も来てくれたってこんらしい。
スタッフも親しげ。
盛んに話し掛けて来る。

「僕はバリ島から来ました。日本語を勉強してます」

みてゃあな・・・。
 試しに訊いてみた。

「ひゃあ、【AMBER・draft】はもらえにゃあかね?」

スタッフ、大きく頷く。

「ひゃあ、何だ!レストランでも生ビール飲めたんだー!」