【Ketchikan(ケチカン)】寄港のこと 【6/30】
- マスター・シェフ・ディナー
19:00。
シャワーを浴びて「ビスタ・ダイニング」へ。
今晩はスペシャルディナー。
ホーランドアメリカ社の総帥が登場。
マスター・シェフ「ルディー・ソダミン」直々の監修なんだとか。
「ひゃあ、何だかわかんにゃあけんど、とりあえず予約があるに・・・」
確か老夫婦Bと同席。
「みっちゃん」の仕業。
「どうせなら2人っきりより4人で予約した方がいい席が取れますよ・・・」
んじゃあ・・・。
ってんで、老夫婦と一緒になった。
ま、一番ふつーっぽい臭いのする方々だったし・・・。
今晩は完全2部制。
17:15〜と、20:00〜になってる。
「ひゃあ、確か「みっちゃん」は19:00って言ってたけんなー・・・?」
半信半疑で受付へ。
「ひゃあ、完全2部制だに、次は20:00だで!17:45頃来ちくいよっ!」
やっぱし・・・。
- 老夫婦
完全リタイア組だった。
住まいも同じ神奈川県だった。
お2人とも一度、病気と闘った経験がある。
ご主人は数年前に胃癌、奥さまは最近乳癌の手術をしたそうな。
ふえ〜〜っ!
「じゃ、冥土の土産に旅行に行きまくらないと・・・」
っとも言えにゃあ・・・。
実際、そーゆー方は多い。
過去にも何人も会った。
こちらは反応にえりゃあ困るだあよ。
中にゃはっきり言う御仁もいた。
「いやあ〜、医者からは再発の可能性は五分五分って言われてます・・・」
とか言われてもねぇ・・・。
このご夫婦の場合、元気は元気だった。
「いやあ、身体が大変だからクルーズツアーだけにしようかと思って・・・」
蚊の鳴くような声だで・・・。
イベントディナーなんで、声が良く聞き取れにゃあ。
やっぱ胃がにゃあと、ハラから声が出にゃあ。
そいでも嫁さんは平気でやり取りしてる。
「ひゃあ、テキトウに調子合わしてんじゃにゃあか・・・?」