【Ketchikan（ケチカン）】寄港のこと　【6/30】

　毎日、オープンしてる。
エクスプローラーラウンジの片隅。
「みっちゃん」が待っててくれる。
今日は１５：３０〜１６：１０。

「ひゃあ、みゃーんちちゃあんとお仕事してんだで・・・」

　「みっちゃん」を訊ねた。
案の定、お茶引いてた。
もうクツ脱いでソファーにばーちゃん座り。
ま、いーんだけど・・・。

「あらーっ！私を訊ねて来てくれたのぉー？嬉しいわー。
誰も来ないんで、ヒマしてたのよぉー！」

あ、ハマっちゃいそー。
　「みっちゃん」止まらにゃあ。

「今日は【ケチカン】でお会いしなかったわねー」

確かに・・・。

「うん、ちょっと体調崩してゆっくり出掛けたからねー。
でも、紹介してもらったサーモン屋さんも覗いてみたよー」

　「みっちゃん」は他の客をサポートしたらしい。
シャトルまで案内して見送ったそうな。

「でも、それにしても天気悪すぎだよねー。うんざりしちゃうねー」

「みっちゃん」いわく。

「いかにもアラスカらしい天気だーって仰ってた方もいましたよー」

へ？

　危うく本題を忘れるとこだった。

「明日の晩、又【カナレット】に行きたいんだけど・・・」

「みっちゃん」嬉しそう。

「あら、じゃ『ビクトリア』は観光しないの？そんなに気に入ったのー？」

早速、電話してくれた。

「取れるかしらん？結構人気があるからねー。私もあそこ大好き・・・」

っとか何とか言いながら、取れた。
　その足で「リドレストラン」へ。
水を補給しに行った。
この時間帯は閉店。
でも、ピザ・パスタコーナーは２４時間営業。
ちょうど焼きたてピザが出て来た。

「ひゃあ、何ともいい匂いで美味そうじゃんかっ！」

　１６：００だで・・・。
でも、ついついゲット。
ついでにコーヒーも・・・。
これが又、美味ゃあっ！

「ひゃあ、どんだけ喰や気が済むだね？」