続・「ヒルトン・ホテル」のこと　【11/24】

　さすが世界の「ヒルトン」。
とにかくできゃあ。
部屋にたどり着くまで、容易じゃにゃあ。
エレベータに乗って、長〜い廊下を歩んで・・・。

「ひゃあ、ここに『アイスマシン』があるじゃー」

さっきのスタッフが言いたかったのはこれかあ・・・。
　確かに部屋にアイスペールもあった。
すぐランドリーバッグを持ってった。
大量の氷をゲット。
ケガ人のアイシング用とビール冷却用。
水もビールもたっぷり買い込んで来たし・・・。

「さあて、最後の晩だし飲むべえじゃっ！」

　２３：３０。
電話が鳴った。
「ミサりん」だった。

「あ、夜分済みませ〜ん。お部屋に置いてあるビールとコーヒーはサービスです。どうぞお飲み下さ〜い」

有り難てゃあこんで・・・。

「ひゃあ、又ビールが増えちった。明日の昼の分まであんなー」

　ホテルの東側はカリブ海。
西側はラグーナ。
部屋は南に向いてた。
カリブ海とラグーナの両方が見える。

「ひゃあ、１泊だけだけど、リゾッチャの雰囲気だで・・・」

　久々のカリブ海。
バルコニーでビールなんぞ飲む。
明日はのんびりするだに・・・。
オプショナル・ツアーもあった。

【トゥルム（Tulum）遺跡観光】

カリブ海に面した遺跡で、海水浴しながら観光！
マヤ遺跡の中でも珍しい。
ちょっとぐらっと来た。
　でも今回は無理っ！
ケガ人連れなんだから・・・。
良くここまで持ったモンだ。
嫁さんの根性も大したモンだった。

「ひゃあ、遊びとなるとクソ根性があるなあ・・・」

　でゃあてゃあカリブ海は波が高きゃあ。
月明かりで白波が見える。
反対のラグーナは静まり返ってる。
でも、こっちはサメがうようよいるそうな。
たまに酔っ払いがこっちの海に入って喰われるそうな。

「ひゃあ、ここのサメはニンゲンって粕漬けの味って思ってるべ・・・」