「カンクン」のこと 【11/24】

  • 最終工程

 腹も膨れた。
後は一路「カンクン」へ移動。
バスで3時間の道のりと書いてある。
最後の晩は豪華リゾッチャ。
明日の午後には帰国の途に・・・。

「ひゃあ、何だかんだ、あっという間だあね」

 「なべ子」は秀逸だった。
完全に「カンクン」に根付いてる。
BLOGも書いてるらしい。

「でも、忙しさにかまけて秋以来更新してないんですぅー」

それも、らしいっ!
久々にド根性日本人女性に会った気がする。
 「なべ子」から提案があった。

カンクン」についたら、まず市場に行きます。
んで、良かったら時間を節約して「ウォルマート」に行こうかと思います。
如何でしょう?」

皆さん、大喜び。
お土産の為にスーパーに行きたいって声が多いかったらしい。

「ひゃあ、『なべ子』の土産物の紹介が上手過ぎたんだんべ」

でも、有り難てゃあっ!

 何だか良くわかんにゃあ。
市場って言えば市場。
ジモティの社交場のようにも見える。
「なべ子」が先導して、1軒の土産物屋へ。

「ここは、自由にトイレを使わせてもらえます。
あとお気に入りのお土産があったらどうぞっ!」

んで、ここで解散。
 土産物は圧倒的に民芸品。
例の重い焼き物とか、石とか・・・。

「ひゃあ、まずはトイレだんべ。あとはフケべえじゃっ!」

んで、市場の方に入ってった。
何か、ジモティの面白いモンがあるかも・・・。
 それがまあ、あんたっ!

「おーらっ!おらおらおらっ!あみ〜ごっ!
コニチワっ!チョトマテっ!ビンボプライス!1ダラーっ!」

一歩足を踏み入れた途端、雲霞の如く・・・。
もんのすんごい呼び込み攻撃っ!
行く手を遮って引っ張り込む。

「ひゃあ、とんでもにゃあとこだでっ!」

民芸品、雑貨屋、Tシャツ屋、レストラン、バー・・・。

「ひゃあ、取って喰われそうだで・・・」