続・パーク散策のこと 【11/24】

 競技場の端。
ピッチの突き当たりにある。
ジャガーを祀った小神殿。
何でジャガーか?
これは【マヤ文明】由来らしい。
マヤ人にとって畏怖の対象だった。
んで、強さのシンボルに。

「ひゃあ、お供えはポテトか?」

 小神殿内壁にはレリーフがいっぴゃあ。
題材は戦闘風景。
これは「トルテカ兵士」らしい。
10世紀の「トルテカ人侵攻の図」だとか。
戦争記念碑みてゃあな・・・。

「ひゃあ、共存とか言っても大変だったんだべなあ〜」

 ここでも余興があった。
ツアーメンバー集合。
小神殿に向かって大声を出す。
これが両側の石壁に反響。
んで、反対側の壁から戻って来る。
見事なコダマになる仕掛け。
 「なべ子」が音頭を執る。

「いいですかあ〜、せ〜のっ!」

全員で叫ぶ。

「やっほお〜〜〜っ!」

誰かドサクサで叫んでる。

「ばかやろ〜っ!」

  • 【セノテ(Cenote Sagrado)】

 「聖なる泉」。
「ゆかたん半島」には幾つかある。
【チチェン・イツァー】の【セノテ】は最大規模。
林の中の小道を暫し歩く。
結構なヒトが歩く。
道沿いには露天商がずら〜っと。
通行人はこれを覘きながらもったらもったら・・・。

「ひゃあ、ケガ人には優しくにゃあな」

 小道が開けた。
聖なる泉【セノテ】が見えた。
ポットバンカー状態。
水面は遙か眼下に見える。
緑色の水を湛えてる。

「ひゃあ、何となく神聖な空気が漂ってんなー」

 実際、この泉は調査されたそうな。
水底から多くの人骨が上がった。
同時に貢ぎ物もたくさん。
貴金属なんかも結構出て来たらしい。
メリダの博物館に展示されてるとか・・・。
泉の脇に売店があった。

「ひゃあ、何か神聖な気持ちになるで、アイスでも喰うかね?」

20ペソ(約200円)は高きゃ〜っ!