【ゆかたん料理】のこと　【11/22】

　とりあえず乾杯しちゃう。
早いもん勝ちだで。
我がテーブルも全員揃ったので、とっとと乾杯。
そこに、悪魔の声が・・・。

「済いませ〜ん。ちょっといいですかあ〜？
部屋にパスポートと５０万円っくらい置きっ放しなんすけど、
大丈夫っすかね〜？」

　「ミサりん」が立ち上げる。

「それはまずいです。何かあったら大変ですよ」

バカが続ける。

「だって、屋の電気が点かないから呼んだのに、来てくんないからさあ〜」

「ミサりん」、テンパり気味。

「お部屋に入ってもいいですか？」

バカ。

「ダメですねー」

　完全に引っ掻き回されてる。
「ミサりん」と「なべ子」と３人で席を立った。
最悪だで。
【木の芽どき】の腐ったクズだあね。
唯一、隣の不運な女性は天の救いみてゃあな顔に・・・。

「ひゃあ、今のうちにとっとと喰っちまおーぜっ！」

　さて、料理。
最初は【ライムスープ】。
トマトスープにライムの輪切りが・・・。

「う〜〜ん。ひゃあ、何ともコメントし難てゃあ味だあね・・・」

ま、得意のパンを浸して喰う。
どこへ行っても、ビールのつまみにはなる。
　次がメインの【ポークチョップ】。

「ひゃあ、できゃあっ！」

味は悪くにゃあ。
それもそのはず、シンプル塩・胡椒。
これにライムを搾って喰う。
ま、不味い訳がにゃあ。
ただ、できゃあ。
とっても完食は出来にゃあ。
　デザートは【太陽プリン】。
何より盛り付けが気に入った。

「ひゃあ、こりゃあメヒコっぽいじゃんかっ！」

味も真面目なプリンだった。
更に良かったのは【コーヒー】。
メキシコに来て初めて美味ゃあコーヒーが飲めた。

「ひゃあ、こいだら【☆２つ】はイケるべ。