続・【イア】観光のこと 【7/8】
- 写真
良く言われる。
カメラに気を取られるのはもったいにゃあ。
それよか、自分の目に良〜く焼き付けた方がいい。
その方が観る事に集中出来る。
「ひゃあ、わかっちゃいるけど、凡人にゃ難しいでーっ!」
撮りまくった。
めっちゃ、撮りまくった。
「ひゃあ、もう死ぬまで二度とこんな景色にゃ出会えにゃあでっ!」
そんな気がしちゃう。
「ひゃあ、ナンボ撮っても足りにゃあ気がしちまあで・・・」
崖の斜面にへばりついた家並み。
ところどころに青いドーム屋根の教会。
風車小屋も見える。
ことごとく、純白と紺碧・・・。
あちこちに鮮やかなブーゲンビリア。
何ってったって、バックはエーゲ海と小さな島々。
【コスタ・フォーチュナ】も見える。
「ひゃあ、ありかよっ!こんな景色・・・。じっきゃーよっ!」
- 踏破
たった1時間。
あまりにも短過ぎた。
でも、すぎゃあ集中して歩んだ。
後から思い出しても、濃い〜い1時間だった。
「ひゃあ、全部の景色が目に浮かぶで・・・」
とりあえず歩んだ。
町の外れから外れまで歩んだ。
一応は【イア】の町踏破っ!
足は「ア太郎」状態。
目はサーチライト状態。
「ひゃあ、きっと目が血走ってんで・・・」
だんだん、もったいなく思えて来た。
後ろ髪・・・。
なあ〜んてモンじゃにゃあっ!
「ひゃあ、こんなとこまで来て泊まんにゃあ手はにゃあでっ!」
もう1度、泊まりに来りゃいいじゃんっ。
生きてるかなあ・・・。