乗船検査のこと 【7/6】

  • 飲み物

 結局、【アルベロベッロ】は制覇。
【トゥルッリ】のある一帯は全部歩んだ。
完全な観光地区。
通りを挟んで反対側が居住区だった。
こっちも全部歩んだ。

「ひゃあ、あっこに立派な大聖堂があんじゃ。行ってみんべー」

 これで街中、完全制覇。
あとは飲み物調達。
ジモティの商店に飛び込んでみる。
じさまが出て来た。

「ボンジョルノ!」

 あとは一切コトバが通じにゃあ。
じさま、全く英語をしゃべれにゃあらしい。
ジェスチャーだで・・・。

「ひゃあ、観光地なんだからちったあ英語ぐりゃあ覚べ〜ろよな!」

ま、水とビールを2本ずつゲット。
ぼっしゅ〜とはゴメンだし・・・。

  • 遅刻

 集合時間。
バスに戻る。
ツアーメンバーは全員揃った。
ま、時間には行儀のいい連中だった。
時間を過ぎてもバスはいごかにゃあ。

「ひゃあ、何〜にょやってっだ〜ね?」

 遅刻してる輩がいるらしい。
2人のガイドがやり合ってる。
英語組か、独語組か・・・。

「ひゃあ、英語組は手を挙げてちょーだいっ!」

我々も一応英語組だで・・・。
手を挙げる。
 イタ郎ガイドが勘定する。

「ひゃっひゃっひゃっ!英語組は全員揃ってるわよっ!
遅れてるのは独語組だわねっ!ひゃっひゃっひゃっ!」

独語ガイドの負け〜っ!
 結局、船に戻ったのは18:00ギリギリ。
18:30が出航時間。
全員、バスを降りて駆け込み乗船。
検査もヘチマもあったモンじゃにゃあ・・・。

「ひゃあ、そんだらもっといっぴゃあ買い込んで来りゃ良かったで!」