続・【アルベロベッロ】のこと 【7/6】
- タバコ
良く出来た仕組みだった。
確かにこのクソ暑い土地じゃ、便利だったべ。
しかも岩じゃらけの枯れた土地だし・・・。
もちろん現代じゃ要んね。
「ひゃあ、んじゃ観光用に整備すんべや!」
ってこんだんべな。
実際、良く整備されてる。
【トゥルッリ】が並んで、小ジャレた店がいっぴゃあ。
買い物好きにゃ堪えらんにゃあ。
あっちゃこっちゃ観て歩った。
「ひゃあ、どーでもいいけどやったら歩きタバコが多いなあー!」
実際、イタ郎の喫煙率は高っきゃあ。
しかも例外なく、ポイ。
呵責なんか微塵もにゃあ。
ごくごく自然ないごき。
「ひゃあ、この国で『ポイ捨て禁止』とか言ったら、
キチギャー扱いされちまあで!」
- エサ
まだ、エサの時間まで少しある。
「ひゃあ、腹も減ったけんど、めっちゃ暑っちい!ノドも渇くべ〜じゃ!」
そりゃ、ビールも飲むべーじゃ。
やっぱ、つまみは大正解。
そして待望のエサ。
やっぱワインは美味かった。
そんなに高いモンじゃにゃあだろうけど、美味かった。
メインは【耳たぶパスタ】とケバブ。
当地の売りらしい。
「ひゃあ、不味くはにゃあけんど、やったら肉々しいなあ・・・」
ま、重てゃあ。
確かに腹いっぴゃあ。
試食を兼ねた、サービスなんだべな。
「ひゃあ、これが無かったら結構時間を持て余しちまあなあ・・・」
ってくりゃあ、狭ゃあとこだに・・・。