【アルベロベッロ】のこと 【7/6】

  • 試食

 「ケイ子さん」に質問。
びみょーな時間だけど、昼メシはどーする?
曰く。

「このツアーにはワインとパスタの試食が付いてます。
そんなにてんこ盛りではないですが、そこそこお腹にたまりますよー」

 迷った。
時間も中途半端。
昼メシを喰う時間でもにゃあ。

「ひゃあ、どーすべえ?」

結局、喰わずに出掛けた。
でも、ビールのつまみだけはしっかり持って・・・。
 試食のレストランは大賑わい。
時間指定で順番待ち。
マイナーの英語・独語連合はかなり後回し。
ってな訳で、順番が来るまで観光。
ここで「ケイ子さん」がいごいた。

「じゃ、ここからフケましょうか・・・」

  • 猛暑

 「ケイ子さん」、イタ郎ガイドにちょっと囁く。
日本人11人離脱。
ガイドも大して気にしてにゃあ。
いつものこんらしい。
変わらないテンションで説明を続ける。

「これがイタリアのティピカルな野菜よっ!これがペパロニ、
こっちがトマト、あれがアーティチョーク、そしてズッキーニ・・・」

 良くしゃべる。
ご丁寧に畑の中まで解説してくれるし・・・。
しかもすぎゃあ巻き舌。

「ンベルリリリィ〜 ホット!」

みてゃあな・・・。
 どーでもいいけどめっちゃ暑っちい!
土地も岩だらけで痩せてる。
オリーブ畑とブドウ畑ばっかし・・・。
んで、各家に【トゥルッリ】がある。
一家に一棟みてゃあな・・・。

「ひゃあ、何でこんなふざけたモン造ったんだべや?」

 それが、中にひゃーってみるとわかる。
【トゥルッリ】は平べってゃあ石を積み重ねて造ってる。
壁も天井も結構ぶ厚ちぃ。

「ひゃあ、びっくらした!中ぁ、こんなに涼しいだかね?」