続・【金州博物館】のこと 【5/31】
- 城郭
金州は城郭都市だった。
ってえ事を示すジオラマがあった。
良く出来てる。
細っけえ街並みが精密に作られてた。
展示物も多い。
当時の町民の生活を再現してる。
商店なんかもある。
ちょと日本の江戸の町を思い出させる。
「ひゃあ、でえくのクマさんなんか出て来そうじゃ・・・」
今じゃ何の面影もにゃあ。
城壁は、とっくのとんまに取っ払われちった。
保存するなんて発想はにゃあ。
そもそもそんなゆとりはにゃあ。
「ま、そりゃそーだんべな・・・」
いろんな事があった。
日本占領下の満洲国時代。
ロシアの火事ドロ時代。
そして中国に。
でも、文化大革命とかもあった。
「ひゃあ。ブンカブンカドンドン、ブンカドンドンっ!」
- 占領下
せっかくなので全館見学。
1階から2階、3階と観て歩んだ。
興味深かったのはここ。
【日本占領時期】 日本帝国主義占領金州地区・・・
ってな展示コーナー。
いろんなモンがあった。
写真パネル展示、てっぽ、軍刀・・・。
1905年以降、日本軍が侵攻。
ってな内容の説明がしてある。
「ひゃあ、漢字ってえなあ有り難ゃあなあ。
それにしても『残酷』とか言う文字が気になんなあ・・・」
ここの展示は誇張がにゃあ。
展示物もモノホンっぽい。
何より、ここには土産物屋がにゃあ。
「ひゃあ、ひょっとしてここが一番『満洲国』の名残を保ってるかも知んにゃあなあ・・・」
この先ぁ、わかんにゃあで。
あっと言う間に、変わっちゃうかも・・・。
展示が日本語になるかも・・・。
例の日本語ガイドの案内が義務付けられる。
そいで、土産物屋にご案内・・・。
「ひゃあ、十分あり得るべな・・・」