絨毯工芸品のこと 【5/31】
- 拷問
いささか参った。
こんなとこまで、土産物屋かよ〜。
んなあ〜んてボヤいてもダメ。
まだまだま甘ゃあっ!
「ひゃあ、本番はこいからだでっ!」
旅程表に謳ってある。
「絨毯工芸品店」 (約45分)
どーだ、文句あっか!
ってこんだべなー。
最初っからわかってて参加してんだべ?
って言いてゃあだらなー。
「ひゃあ、でもいっくら何でもうんざりすべーじゃ!」
中に入ゃーる。
みんな、足取りが重てゃあ。
例によって工房がある。
おばはんが1人、デモってる。
「1枚の絨毯を織るのに最低3ヶ月かかるね。大変な作業です・・・」
はいはい・・・。
- 総攻撃
壁に昔の写真パネルが・・・。
絨毯を織るオバハンたちの写真が並ぶ。
「ひゃあ、どんだけ昔の写真だか?
今の中国でこんな仕事が成り立つ訳ゃにゃあら?」
っと嫁さんと話す。
そんな事ぁ、どーでもいい。
どんどん攻撃するヒトの数が増えてく。
手ぐすねの音が・・・。
そして攻撃開始!
「この絨毯、3枚1万円でいいよ。とても安いね。
好きな柄、選んで下さい・・・」
やり過ぎだべ・・・。
もう付き合う気になんにゃあ。
ただブラブラ歩んで、トイレだけは行って・・・。
んで、出口を探す。
こーゆーとこの出口はわかり難ぃい!
ねーちゃんを捉まえる。
「ひゃあ、出口はどこにあっだーね?」
大抵、素直にゃ教えにゃあ。
「もっと他にいいモノあるね。コピー商品なんかどう?」
キレそー・・・。