続・【旅順博物館】のこと 【5/30】

  • 変遷

 そんな解説はにゃあ。
後から調べていろいろわかった。
【旅順博物館】の変遷。
前身は、「関東都督府博物館」。
1915年に設立。
元は軍官クラブだったらしい。

「ひゃあ、そいで造りが洋館なんだ・・・」

 その管理者はコロコロ。
日本・ソ連・中国と変遷。
名前ゃあもコロコロ変わってる。

  1. 日本占領時代 : 「関東都督府博物館」→「関東庁博物館」→「旅順博物館」
  2. ソ連占領時代 : 「東方文化博物館」
  3. 中国返還時代 : 「旅順博物館」→「旅順歴史文化博物館」→「旅順博物館」

んで、今に至ってるそうな。
 確かに造りは重厚で、立派。
2階はいかにも舞踏会でも出来そうなホール。
そこから1階に続く階段もすぎゃあ。
吹き抜けも宮殿を思わせる造りだった。

「ひゃあ、勝てば官軍だで・・・」

  • 大谷探検隊

 知らんかった。
そげなモンがおったとは・・・。

【大谷探検隊】 浄土真宗本願寺派大谷光瑞氏を中心とした探検隊

大谷氏はボーズだった。
ほぼアジア全域を踏破したそうな。
 んで、スピーカーを持ち帰った。
んな訳ゃにゃあ。
多くの出土品を持ち帰った。
中央アジアのミイラとかもそうらしい。
100年も昔のこんだで。

「ひゃあ、何でもありだったんだんべな・・・」

 そんなこんなで収蔵物は充実。

・甲骨文・青銅器・書画・陶磁器・竹、木細工・玉器・印章・貨幣・仏教美術・ミイラなど・・・

とっても意義深い。
確かにそう見えた・・・。
時代も古代から現代まで幅広い。

「ひゃあ、この現代ってとこがミソかも・・・」