【旧日本人街】のこと 【5/29】
- 分譲
結構郊外だった。
バスでえーかん走った頃に見えて来た。
「コウさん」が説明。
「このあたりが【日本人街】ね。道路の右と左で家並みが違うね」
左は昔のまんま保存されてる家並み。
分譲地になってるらしい。
外見を保ったまんま、リフォームされてる。
そこそこ立派な造りだった。
ただ、ヒトが住んでる家は多くにゃあ。
ほとんどが空き家。
「だいたい1軒が100坪くらいね。値段は1千万円。
でも、あまり売れないね。何故なら駐車場がないね」
確かに駐車場はにゃあ。
でも、100坪もありゃどーにでもなんべや。
事実、塀を切り取ってクルマを入れてる家もあった。
「ひゃあ、イマイチ良くわかんにゃあなあ・・・」
- 新名所
右側はどんどん変わってるらしい。
良く整備されてる。
まったく景色が違あ。
【南山旅遊風情街(日本風情一条街)】
って言うんだそうな。
立派な家が並ぶ。
ちょっと民家っぽくにゃあ。
見ると、ギャラリーとかナンとか会館。
やっぱ民家じゃにゃあ。
キレイに整備されたメインストリート。
ずら〜〜〜っと万国旗が薫風にはためいてる。
「ひゃあ、このセンスって中国っぽいなあ〜」
何か、音楽が聞こえて来た。
ついつい野次馬根性発揮。
広場にステージがセットされてた。
立派な音響システム。
照明まで揃った本格的なセットだった。
民族衣装みてゃあなおばはんの団体がステージに・・・。
「ひゃあ、でもやたら上手ゃあじゃんか!」
ついつい付き合っちった。