昭和史のこと
- 耳年増
っなんだと思う。
ずいぶんいろんな本を読んだ。
学生の頃、サボり過ぎた。
いいトシして歴史本を貪ってる。
特に近代史。
「ひゃあ、ガッコじゃぜってゃあ歴史の教科書なんか最後まで終わんにゃあで!」
昭和史は最たるモン。
激動の昭和史。
戦争の歴史だった。
やっと負けを認めたのが昭和20年。
「ひゃあ、オリっちが生まれるホンの10年前だで・・・」
とことん戦った。
「ひゃあ、ホントにそんな破滅型の国民性だか・・・?」
でも知れば知るほど思う。
「ひゃあ、過去の史実をちゃあんと知ってるヤツって、どんだけ〜?」
極めて怪しい・・・。
毎年、夏になると戦争特集が始まる。
この特集を作ってるマスゴミも怪しい・・・。
「ひゃあ、わやホントにちゃあんと知ってっかあ〜っ?」
- 65年
今年は敗戦後65年。
もうノド元は遙かに通り過ぎちゃった。
誰も気にもしてにゃあ。
「え〜っ? うっそぉ〜っ! 日本が戦争なんかしたのぉ〜っ?」
なあんてのがゴロゴロいる。
ま、しゃあんめ。
時代の流れだで・・・。
被害者とされてた朝鮮・中国もおんなじ。
「もうそんな事、どーでもいいじゃん」
って世代が大半。
まして、両国とも経済成長の盛り。
陰気な補償金交渉なんか興味にゃあ。
それよか、ビジネスで成功した方が遙かにオイシイ。
「どーせ、ニッポンなんか、もう終わってんじゃん!」
って言われてる。
もう、戦争の記憶は消え行くのみ・・・。
ま、しゃあんめ。
でも、個人的には記憶に留めておきてゃあ。
ま、趣味である。
「ひゃあ、史実を知れば知るほどラッキーだって思うで!
ニンゲンなんて、四六時中戦争してんじゃん。
たまたま今、戦争のにゃあ時代に生きていられるなんてめっちゃ幸運だで!」