満洲国のこと
- 298
ニィーキュッパッ。
最近、こんな広告が多い。
「満洲ツアー」である。
29,800円っ!
「ひゃあ、何でこんなに安いんだべ?」
半信半疑で見てた。
気味が悪りい。
国内旅行より安しぃ。
【大連・旅順・金州 歴史探訪】 3泊4日、全食事付きっ!
「Тラピッコ」だけじゃにゃあ。
「Тリズモ」もやってる。
「JТB」も扱ってる。
って事ぁ、現地旅行社は同じ・・・。
ってこんだべな。
嫁さんに打診してみた。
「ひゃあ、ダメモトで行ってみにゃあかね?」
- 赤い夕陽
当然、嫁さんは尋ねる。
「大連って何があるの?」
これを説明するのは大儀。
歴史をず〜〜っと語らなきゃなんにゃあ・・・。
「ん〜〜〜ん、いろいろあるけんど、5月はアカシアが盛りらしいで」
ま、釈然としにゃあ・・・。
そら、当然だんべな。
「ひゃあ、ホントは大連・旅順・瀋陽が希望なんだけど・・・。
要するに旧満洲国の名残を観てみてゃあだよ。
ず〜〜と、ノドのホネ状態になっててさー・・・」
まだ釈然としにゃあ・・・。
ま、そらそーだんべ。
戦争を知らにゃあ世代だし・・・。
引揚者なんかには人気があるらしいけんど。
そこに想い出があるから・・・。
80歳近い方がご子息や孫に連れてってもらう。
こんなパターンが多いらしい。
じゃ、何で・・・?
ま、若い衆ってほど若くにゃあけんど・・・。
戦争に行って来た世代でもにゃあ。
ま、別に行きたがらにゃあ世代かも・・・。
説明が難しい・・・。
”何しか、「赤い夕陽の満洲」の残骸でもいいから観てゃあっ!”