【風の宮殿】のこと【1/12】
- 宮廷
【風の宮殿】。
この町のランドマーク。
何で、【風の宮殿】なのか?
これを造ったのもマハラジャ。
マハラジャ【サワイ・プラタープ・シン(Sawai Pratap Singh)】
1799年だったそうな。
凝った造りになってる。
5階建て。
出窓が152もある。
なかなかの威容なんである。
でも、平べってゃあ。
奥行きは10mもにゃあそうな。
だから、スカスカ風が抜ける。
「ひゃあ、そいで【風の宮殿】かよ!」
そのとーり。
この建物の目的は目隠しと、風通し。
外からはシティパレスが見えにゃあ。
でも、格子の窓で風通しはいい。
宮廷の女性たちがこっからバザールを見下ろしたそうな。
「ひゃあ、タマゴは産んでなかっただかね・・・?」
- ちら見
クルマは道路の反対側に停車。
一応、クルマを降りた。
写真も撮った。
んで、お仕舞ゃあ。
「ひゃあ、中は観れにゃあだかね?」
ダメだって。
長居出来る場所じゃにゃあそうな。
ガイドブックによると中に入れる。
1階はアートギャラリーになってる。
ミニアチュールや武具が展示してある。
仏教やヒンドゥーの彫像もある。
「って、書いてあるのにぃ〜っ!」
っとか言ってる間に大型バスが来た。
何故か、【ハワ・マハル】側にに横付け。
「ひゃあ、あれじゃ写真も撮れにゃあべやっ!」
案の定、観光客がゾロゾロと道路を横断。
通行の妨げも甚だしい。
たちまち、ヒトとクルマでぐちゃぐちゃ状態。
ま、いつもの印国の光景に・・・。
「ひゃあ、朝一番で観光に来た理由が良くわかったで」