【スラムドッグ】のこと【1/11】

  • 毛唐

 いっぴゃあいた。
やっぱ、超メジャーな観光地なんだ。
インド人ガイドと歩ってる。
【スラクドッグ・ミリオネラ】を思い出す。

「ひゃあ、映画の世界そのまんまだなあ・・・」

 でも、モグリじゃにゃあ。
みんなちゃんとした公認ガイド。
印国も例にもれず資格は厳しいらしい。
いろんな国の言葉を勉強する。
ガッコ行く。

「ひゃあ、そこそこ選ばれた職業なんだべなあ・・・」

 モグリは難しい。
とても映画みてゃあな訳にゃいかにゃあべ。
警備だって厳重だし。
観光をとっても大切にしてるのがわかる。
貴重な収入源なんだべな。

「ひゃあ、とっても客引きなんか出来る雰囲気じゃあにゃあなあ・・・」

 でも、多分英語には困んにゃあ。
英語はふつー。
公用語
ほとんど普段の会話にも混ざってる。
これは有利だんべな。
植民地だった時の効用か。

「んで、効用語になったんだ・・・(^^)」

  • 由来

 【タージマハル】の由来。
もちろん、「ラクさん」も説明してくれた。
でも、予習は万全。
何ってったって、憧れの【タージマハル】。
今回のメーンエベントだもん。

「ひゃあ、そりゃあ下調べもすべえじゃっ!」

 そもそも、ここは墓。
王妃の墓。
造ったのは「シャー・ジャハーン」。
ムガール帝国】第5代皇帝。
イスラムの王朝だった。
イスラムの皇帝の嫁さんの墓。
だから存在する・・・。
 そもそも印国にゃ、墓は無かった。
ヒンドゥー教は輪廻転生。
墓を造るって習慣はにゃあ。
ガンジス川に”どんぶらこ”の世界。

「ひゃあ、イスラムの世界だからこそ、この世界遺産が出来たんだ!」

びみょー・・・。