【タージマハル霊廟】のこと【1/11】
- 写真コジ・・・
遂に来たっ!
憧れの【タージマハル】。
何度もイメージを膨らませてた。
そして確かにイメージ通りだった。
んだけど・・・。
「ひゃあ、光が欲しいっ!」
抜けるような曇天だった。
ってゆ〜かあ、朝モヤと例の煙モヤが合体っ!
霊廟は煙って見える。
「もえ〜〜〜っ・・・」
こんなモヤった中でも、こんだけキレイ。
惜っしいなあ・・・。
陽射しがあったら、きっと景色が違うべなあ・・・。
「ひゃあ、きっと大理石が朝日でキラッキラッ輝くだで・・・」
見てゃあっ!
少しずつ、霊廟に近づいてく。
あっちこっちで手招きする輩がいる。
例の白い寝巻きみてゃあなカッコしてる。
特に中央の噴水の近辺にウヨウヨ。
要するに写真スポットを教えてるつもり・・・。
んで、チップを寄こせと・・・。
エジプトにもいっぴゃあいた。
便所コジ・・・と双璧。
「ひゃあ、ここも写真コジもいっぴゃあいるで・・・」
やっぱ、イスラムの常識か・・・。。
「ひゃあ、邪魔っくしゃあだよっ!」
- 霊廟
ここは土禁だった。
建物の上を歩くには、靴を脱ぐ。
もしくはビニールの靴カバーをつける。
ま、大半の観光客がカバーをつけてた。
当然カネはかかる。
「ひゃあ、こんだけの建物を守んだからしゃあんめ」
土台だけでもすぎゃあ。
幅100m四方、高さ7m。
その上に高さ26mのドームが乗ってる。
その周りに4つのチャトリシンゴ。
四隅には4本のミナレット。
「ひゃあ、お見事としか言いようがにゃあバランスだで・・・」
しかも芸が細きゃあ。
壁という壁に装飾が施されてる。
大理石に映える細かい象嵌細工。
近づくと良くわかる。
その見事さに圧倒されちゃう。
「ひゃあ、やっぱこりゃあ死ぬまでに一度は観なきゃあ・・・」