多神教のこと【1/10】

 【ラクシュミーナーラーヤン寺院】
歴史的にはそんなに古くにゃあ。
1938年建立。
当時「ビルラ財閥」から寄贈されたそうな。

別名【ビルラ・マンディル】

っとか・・・。
 寺院には沢山の神さまが祀られてた。
やっぱ、主役は「ナーラーヤン」とその妃「ラクシュミー
寺院センターに陣取ってる。
このコーナーには沢山のお供えが・・・。
っとは言っても多神教
その他モロモロの神さまが・・・。

  1. ヴィシュヌ神】 インドの最高神。慈愛の神で、乗り物がガルーダ。一番ニンゲンに近い姿。
  2. シヴァ神】 「ヴィシュヌ神」と人気を二分する最高神。創造と破壊の髪で、乗り物は雄牛のナンディー。虎の皮をまとい、首にコブラを巻く。

他にもいろいろある。

  1. ドゥルガー神】 「シヴァ神」の神妃で、戦いの神。乗り物はトラかライオン。沢山の手に武器を持って、水牛の顔をした悪魔を倒す。
  2. 【ハマヌーン】 猿の姿をした学問の神。空を飛び、体の大きさを変えられる。叙事詩「ラーマヤーナ」に登場。
  3. 【クリシュナ神】 インドで人気の英雄神。「ヴィシュヌ神」の化身の1つ。肌が青黒く、横笛を持つ。

 でも、何っつっても一番人気はこれ。

  1. ガネーシャ】 「シヴァ神」の息子。ゾウの頭と6本の手を持ち、ネズミが付き添う。富と繁栄、知恵と学問の神で、大人気。

ガネーシャ」は良く見た。
商売家では必ず絵が張ってある。

「ひゃあ、絶対何か「ガネーシャ」土産を買って帰るべーじゃ」

  • 靴下

 参拝完了。
さっきの入口に戻る。
「ラクさん」が又、ひざまづく。
さっきと同じ儀式。
そして下足番のとこに・・・。

「ひゃあ、靴下が真っ黒だで・・・」

 そりゃそーなんである。
別に屋内を歩った訳じゃないし。
しかも臭いっ!
何とも言えにゃあ臭いがしみ付いてる。
エジプトとかを思い出す。

「ひゃあ、このまま靴履くたくにゃあなあ・・・」

 やっぱ、冬で良かったかも。
このクソ寒い気候で、この臭い。
これが夏の温度と湿度だったら・・・。

「ひゃあ、考えただけで見の毛がよだつ・・・」