珍しくもない本の雑感90
- 伝播
違いは明らか。
ヒンドゥー教とイスラム教・・・。
並べて較べる意味もにゃあ。
相反する事もにゃあ。
争いのモトを見つける意味もにゃあ。
そんな気がする。
でも、間違いなくイスラム教は伝播した。
またたく間にアラビア半島全体に波及。
すぐに周辺地域に広がった。
それもすんげえスピードで・・・。
アジアの大半の諸民族社会にも波及・浸透した。
”インドへのイスラム教伝播も、世界的拡大の一部だった”
ってこった。
侵入・征服・支配だけじゃにゃあ。
受け容れ・浸透の要素もかなりあった。
どーも【宗教戦争】みたいなモンはなかったらしい。
- パターン
著者の整理が載ってた。
インドへのイスラム教伝播には幾つかのパターンがあった。
単純じゃにゃあ。
いろんな要因が絡み合ってる。
征服・支配も単純じゃにゃあ。
ムスリム法の下では、被征服者は人頭税を払う。
これによって自由を保障されたそうな。
ヒンドゥー教の偶像崇拝も容認されたらしい。
”ひゃあ、インド人もびっくりっ!”
寛容な政策だったそうな。
何故か?
ムスリムの侵入・征服の目的は布教じゃなかった。
偶像崇拝は許さん!
っとか思ってた訳じゃにゃあ。
別に宗教的な使命感があった訳じゃにゃあ。
じゃ、何故か?
”ヒンドゥー教の寺院には莫大な財貨・貴金属が貯えられていた”
わっかり易〜いっ!