珍しくもない本の雑感89

 【不可触民と現代インド】(6)

 1947年。
いんどは、大英帝国から独立。
初代首相は「ネール」。
やり手だったらしい。
初代法務大臣に「アンベードカル」を登用。

「あんたしかいにゃあっ!あんたがインドの憲法を作ってくいよっ!」

 ま、実力発揮。
たっての願いを聞き入れ、草案を”ねーる”事になった。(^^)
今でも言われてるそうな。

「インド憲法の父」

 独立政権は「国民会議派」の一党独裁だった。
しかも長期政権になった。
やっぱ不健全だったんだべ。
独立当初、「ネール」は頑張った。

「セキュラリズム(正教分離主義)」

を貫いた。
 が、近年これが崩壊。
間隙を縫って、ヤバい集団が伸して来た。

「BIP(インド人民党)」

バリバリのヒンズー原理主義政党。
これが政権を握っちゃったらしい。

「あべっ!」

 世界中で猛威を振るってる。
オトロシイ・・・。

宗教的原理主義集団=テロリスト”

間違いない・・・。
 いんどの宗教社会は複雑らしい。
ヒンズー教が最大多数。
他にも5つのマイノリティーがある。

    1. イスラム教
    2. シク教
    3. キリスト教
    4. 仏教
    5. ゾロアスター教

 ヒンズー教はできゃあ。
今、伸してる原理主義が2つあるらしい。

    1. RSS(民族奉仕団)・・・1925年設立、1948年に「ガンジー」を暗殺・「ネール」政権次代は政治活動禁止
    2. VHP(世界ヒンズー協会)・・・1964年設立、ヒンズー聖職者組織・【ブラーミン】エリート集団

これらが、現政権と結託。
ますますカーストに磨きがかかっちゃうじゃん。