ナスカ観光のこと【1/19】
- 座席
「山中さん」の教え。
「座席は、パイロットが指定します。
体重のバランスとか考えて指示されますので、それに従って下さい・・・」
どー見てもバランスは取れにゃあべ。
パイロットがでぶ過ぎっ!
「ま、気はココロか・・・」
セスナは左ハンドルだった。
当然、前列左にパイロットが収まる。
次は助手席。
って言うのかどうか知らにゃあけど、前列右。
やっぱ、メタボオヤジがパイロットからご指名を受けた。
「へ、オレ・・・?」
ナビ席である。
その後ろ、後列右が「K戸さん」
嫁さんが後列左に収まった。
「『K戸さん』申し訳ないね。前の方が酔い難いのかも知んないけど・・・」
一応、バランスは考えてるっぽい配席にはなった。
ま、気はココロだけど・・・。
座ってみると、かなり狭ゃあ。
しかも、パイロットの肉が押し寄せてくる。
水風船みてゃあなモンである。
ま、良くこの狭いセスナの運転席に入ったモンだ。
「ひゃあ、このパイロットでぶ過ぎっ!」
- お約束
ここで、チップを渡す。
さすが「K戸さん」外してにゃあ。
絶妙のタイミングで、ちょっと英語でヒトコト添えて・・・。
「さすが、アメリカ生活が馴染んでるねえ〜。
チップの渡し方もスマートだもん・・・」
「K戸さん」テレる。
「いえ、そんな事ないっすよお〜」
別に狙った訳じゃにゃあ。
たまたま、「K戸さん」が1ドル札が無かった。
「しまった。僕、5ドル札しかなかったんですけど、細かいのお持ちですか?」
ってんで、我々の4ドルを預けた。
自然に、チップ手渡し担当になった・・・。
適材適所だった。
お約束とは言え、パイロット大喜び。
「Oh!Thank you!Thank you!berebere,berebere・・・!」
これで、パイロットはゴキゲン。
一気にテンションが沸騰したらしい・・・。