ナスカ観光のこと【1/18】
- 展望台
高さ20mもあろうか・・・。
鉄骨を組んだ、展望台があった。
鉄骨とは言っても、超軽量鉄骨って感じ。
ハシゴに毛の生えたような階段がついてる。
全体にサビが激しい。
「何だか、ココロもとにゃあなあ・・・」
「山中さん」が気配を察した。
「あ、この展望台は登らないようにお願いします。
かなり傷みが激しくて、いつ崩れても不思議じゃないので・・・」
やっぱし・・・。
見るからにそーだけど・・・。
ま、【ナスカ】がある。
この後、【ナスカ】の立派な展望台に登れる。
【ミラドール】
って名前がついてる。
「【地上絵】が、ヤってほど”観られどーるっ!”」(^^)
ってかっ!
- 後ろ髪
独占である。
我々以外に誰もいにゃあ。
例によって音もにゃあ。
広大な砂漠。
はるか遠くの山々。
その斜面に、いくつかの巨大な絵・・・。
「何だべ・・・?この光景は・・・」
ちょっと、この世のモンとは思えにゃあ。
11人が動かにゃあ・・・。
ってゆ〜か、動けにゃあ・・・。
じっと山肌を観る。
目が離れにゃあ・・・。
「何だべ・・・?この空気は・・・」
やっぱ、異次元の世界かも・・・。
何故か去り難ゃあ。
ようやく「山中さん」が口火を切る。
「・・・皆さん、如何ですか・・・?
よろしかったら、そろそろ参りましょうか・・・?」
みんな、フン切れが悪い。
何だか、去り難ゃあ。
自分に言い聞かす。
「ここはまだ、イントロなんだから・・・」