チチカカ湖観光のこと【1/16】
- リベンジ
さっきのおばさんのとこに戻った。
邪魔モンもいなくなったし・・・。
おばさん、嬉しそうだった。
さっきの帽子を手にとる。
「How much ?」
続きである。
「5ドル!」
作戦を変える。
「じゃ、5ドル払うから、3ソレスお釣りちょーだい。小銭が欲しいんだわ」
言葉が通じる訳ゃにゃあで。
身振り手振り。
でも、通じた。
おばさん、にっこり。
交渉成立。
「あの自由奔放な歯並びと、浅黒い笑顔は忘れらんにゃあなあ・・・」
- 「プカラ」
2回目のトイレ休憩。
街道沿いの村と言うか、部落。
そん中の一軒のお店訪問。
説明では、雑貨屋とか言ってた。
雑貨屋ってゆ〜かあ、雑然屋ってゆ〜かあ・・・。
遺跡と区別がつかにゃあ・・・。
「すぎゃあな・・・」
日本でも同じ。
家ってえのは片付きのいい・悪いがある。
そこんちの感性の問題である。
片付きについての同じ感性の人種はすぐわかる。
片付きの悪い人種も共通。
だいたい言う事も共通。
「ウチなんか、片付いてる方だべや。もっとひどいウチがいくらでもあるで・・・」
ふと見ると、屋根に何かいる。
「『メオトウシ』です。沖縄のシーサーみたいなモンですね。この辺りでは有名です」
ってな「ゆかりさん」の説明。
まさに陶器の「夫婦ウシ」
農家の魔よけとかの意味合いらしい。
南太平洋でつながってんのか・・・?
家々でデザインがちゃう。
共通点はメオトである事だけらしい。
でも、さすがに「あ・うん」にはなってにゃあ。
ちょっと面白い・・・。
「面白くっても、買って帰らないわよっ!」
嫁さんに見抜かれてた・・・。