マチュピチュ観光のこと【1/15】

  • 再集合

 17:00。
再集合時間である。
ホテルに向かう。
もちろん途中の食品店でビール購入。

「どうせ、列車は動いてにゃあし・・・」

この店のビールは4ソレス(約120円)だった。
遺跡のカフェの値段の4分の1。
ホンットのジモティの買う値段は、更に半分程度らしい。
 ビールを手にホテルロビーへ。

「あ、又ビール持ってますねー」

「赤井さん」が目ざとく見つけた。
ご本人も嫌いじゃないらしい。
っつーか、好きらしい。
 ペルーの3大ビールってえのがあるそうな。

    1. 【クスケーニャ(Cusquena)】
    2. 【クリスタル(Cristal)】
    3. 【ピルセン(Pilsen)】

の3つだそうな。

「私は【クリスタル】が好きですねー。さっぱり系です」

どっかで見つけて、飲んでみなきゃっ!

  • 待機

 状況は変わってにゃあ。
こんな小っちぇえ村である。
外の様子で、でゃあてゃあの事はわかる。
駅はバックパッカーであふれてる。
大分テンションも上がってる。
一触即発みてゃあな・・・。

「もう少し、お待ち下さい・・・」

 2人は又、駅に向かった。
我々は、ひたすら待つっきゃにゃあ。
もう、散策も飽きた。
ホテルのロビーでうだうだ・・・。
ロビーにはサービスドリンクが置いてあった。
ポットと、「コカ茶」と「紅茶」。
ティーバックである。

「有り難てえ・・・」

 もう、ビールも飲み終わった。
ひたすら「コカ茶」を飲む。
最初はしみじみしなかった。
でも、慣れってのは恐ろしい。

「何か、だんだん美味く感じてきたなあ・・・」

 ふと気づいた。
ロビーのすぐ脇がレストランになってる。
晩メシのブッフェの時間である。
もちろん、客の姿はまばら。
この状況じゃ、宿泊はほとんどキャンセルだんべ・・・。

「ん?」

レストランの席に「女将」とその連れが・・・。
ブッフェのコーヒーなんか飲んでる。
晩メシ喰ってるって訳じゃにゃあ。

「すっげえ〜っ!ありゃ、どこででも生きて行けるべな・・・」