マチュピチュ観光のこと【1/15】

  • 解散

 【太陽の門(インティプンク)】で解散。
後は、各々のお好きにっ!
「赤井さん」が盛んにケータイでやり取りしてる。
どーも、状況は芳しくない様子。

「どうなるかわかりませんが、とりあえず予定通りに13:00にホテル集合でお願いしま〜す」

何となく、無理っぽいなあ・・・。
 ま、考えてもしょーがにゃあっ!
のんびりと景色を眺めながら下山。
景色は【マチュピチュ】1人占めっ!
強烈な光に浮かぶその姿は、感動的っ!
この世のモンとは思えにゃあ・・・。
 しかも、花の道。
素っ晴しい景色と、沿道を彩る花々。
加えて、生き物が増えてきた。

「うわっ!何だあれっ?」

リバーシブルの蝶が舞ってる。
薄い紫と黄色。
ホンキでリバーシブル。
この世のモンとは思えにゃあ・・・。
 まだまだ他にも出て来た。
「ハチドリ」や「トカゲ」もご挨拶。
何でも「クマ」も出るそうな。
気温が上がってきた所為だんべか・・・?
絶景と、花と、珍しい生き物・・・。

「ジャングル気分満載じゃんっ!」

  • 一方通行

 ふと、気づいた。
さっきから、ヒトが少ない。
見かけるのは下りのヒトばっか・・・。
我々と同じ【太陽の門】帰りのヒト。
又はトレッキングツアーでゴール間近のヒト。
遺跡側から登って来るヒトが滅多ににゃあ。

「そっかあ!観光客が【マチュピチュ】に入って来れないんだ!」

 「インカ道」貸切状態。
そりゃ、そーだべ。
本日、到着組が誰も来にゃあ・・・。
これから来るのは3泊4日のトレッキング組のみ・・・。

「どーでもいいけど、暑っちいぜっ!」

 朝の冷気はどこへやら・・・。
強烈な陽射しである。
全身、汗びっしょり・・・。

「たまらんっ!もう我慢出来んっ!」

バリバリ服を脱いだ。
半袖シャツ1枚に、リュック姿・・・。
シャツったって、下着じゃんっ!

「ま、遠目なら何とか白いTシャツに見えるべっ!」

オヤジ〜っ!