マチュピチュ観光のこと【1/14】

 12:10。
マチュピチュ村」に到着。
もちろん山ん中。
2つの川の合流地点に開けてる。
小ぢんまりして素朴な村だった。
 かつては違う名前だったそうな。

「アグアス・カリエンテス(Aguas Callientesu)」

スペイン語で「温泉」のこったとか・・・。
名の通り、「温泉」がある。
プール感覚の露店温泉だとか。
ガイドブックによると、10ソレスで入れる。
 悪くにゃあ・・・。
「赤井さん」に訊いてみた。

「う〜〜ん。止めませんが、オススメはしません」

そっか・・・。
 天気は雨。
弱いながらも、降り続いてる。
今さら、驚きゃしにゃあ。
何せ、夏だもん。
雨期だもん。
 乾期の方が天気はいい。
でも、緑も花もキレイなのは夏だべや。
雨期で晴れてくれたら最高っ!

「そりゃ、バクチするっきゃにゃあっ!」

  • 「民芸品マーケット(Complejo Artesanal)」

 駅は川を見下ろす高台にある。
ここから、坂道を下りながら街中に向かう。
その途中は「マーケット」
「民芸品マーケット」ってこって・・・。
50軒っくらいの店が並ぶ。
狭い路地を縫うように歩く。
エジプトのスークみてゃあな・・・。
 軒先のテントが張り出してる。
狭い路地は完全に覆われちまう。

「カサ要らずじゃん・・・」

例の毛織物系の土産が並んでる。
嫁さんが何軒かのぞいてる。
 見てるのはマフラーばっか。

「昨日のホテルで、おばはんからいっぱい買ってたじゃん?」

嫁さん、自慢げ・・・。

「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ・・・。
やっぱ、あたしの目に狂いは無かったわ。
昨日買ったマフラーって、両端のぴらぴらも俵型に編んであったのよ。
あれと同じのは、どこにも無いわ。
ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ・・・」

恐るべし・・・。