マチュピチュ観光のこと【1/14】
- チビバッグ
バスが広場を出発。
さっきの絵描きの姉ちゃんが追って来た。
ず〜っとこっちを見てる。
後ろ髪が・・・。
すっかり毛が抜けちまった・・・。
そもそも、クルマなんかあんまりいにゃあ。
ヒトとかロバとか・・・。
それを押しのけてバスが進む。
そして、1分後。
駅の駐車場に到着。
”これっくらい歩けよっ!”
ここからは、チビバッグで移動。
我が家も、キャスター付きのバッグで・・・。
こいつも百戦錬磨。
今まで、何ヵ国を旅した事か・・・。
ずいぶん世話になった。
他人のような気がしにゃあ・・・。
危機もあった。
詰め込み過ぎて、生地が破れた。
「な、何て事するのよっ!」
嫁さんに、えりゃあ勢いで責められた。
夜なべをして、針仕事した。
そして翌日には手術跡がわからないっくらいに・・・。
今回も、【マチュピチュ村】まで同行。
幸せなバッグだ・・・。
- 駅舎
何となく、らしい・・・。
駅舎はオープンじゃない。
ちゃんとフェンスで囲まれてる。
スタッフがフェンスを開けて、中に入れてくれる。
「セキュリティ的に、問題あるんだべか・・・?」
いっちょ前な駅舎があった。
売店もあるし・・・。
いつもの、物売りのおばはん連合もいた。
ホームそって1列に並んで、店を広げる。
お約束である。
皆さん、R2D2体型・・・。
待合室に入る。
「お、日本人ツアーがいたぜ・・・」
「クラブ・Tリズム」だった。
9日間コースだという。
我々のツアーは11日間。
”この2日の違いは何じゃい・・・?”
後でわかった。
結構な強行軍なんである。
我々でさえ、すぎゃあハード。
「これ以上にハードぉ〜・・・?」
あり得ない・・・。