マチュピチュ観光のこと【1/14】

  • 【インカ道(Camino del Inca)】

 「インカ帝国」が統治の後、一番最初にした事。
それが道路工事だったそうな。

「海岸地域と、山岳地域を結ぶべ〜じゃっ!」

積極的に幹線道路が出来た。
 北はエクアドルの「キト」から。
南はチリの「サンティアゴ」まで・・・。
その距離1万km。
完全に「インカ帝国」を縦断していたそうな。
その名も、

【カパック・ニャン(偉大な道)】

 【インカ道】は広く、美しい道だったらしい。
征服したスペイン人が言ったそうな。

「わが国のどこを探しても、こんな美しい道はにゃあっ!」

確かに・・・。
想い出に残ってるスペインの道はばっちかった。
街のド真ん中でも、犬のフンだらけ・・・。
ず〜っと下を見ながら歩かなきゃならんかった・・・。

”学習機能はついて無いんかいっ!”

  • 【チャスキ】

 この【インカ道】沿いには、等間隔に旅籠があった。
これが【タンボ(Tambo)】
【オリャンタイタンボ】もその1つ。
完璧な交通網が出来てた。
もちろん【マチュピチュ】へもつながってる。
例のトレッキングツアーのルートになってる。
 我々もちょっとだけ味わう予定。
明日のフリータイムにミニ・トレッキング。
「赤井さん」が案内してくれる。
インカ帝国の造った道を歩けるんである。

「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、楽しみだぜ・・・」

 「インカ帝国」には情報網もあった。
飛脚である。
これを【チャスキ】と呼んだそうな。
すぎゃあ健脚でだったらしい。
「リマ」〜「クスコ}は約1,000km。
これをわずか3日で走ったとか・・・。
 って事は・・・。
1日で333km・・・。
1時間あたり、14km弱・・・。
何十人かでリレーすれば、あり得るか?
やっぱ、リレーだんべ。

「チャスキを掛けて走らな・・・」(^^)