ウルバンバ渓谷のこと【1/14】

　爽やかな目覚めだあ・・・。
でも、まだ６時前。
さすがに昨日の”大昼寝大会”が効いてる。
年寄りが、そーは寝られるモンじゃにゃあ。
活動開始っ！
　確か、朝メシは５時からって言ってた。

「まずは、メシだべっ！」

レストランは、ほぼ貸し切りだった。
っだべなぁ〜。
すぐ黒服が案内してくれた。

「Tee or coffee？」

まずはコーヒーだんべなぁ…。
　なかなか上品なブッフェだった。
バットへの盛りつけも、ひと味違う。
オシャレだった。
とっても、てんこ盛りで持って来らんにゃあ。

「ま、そーゆーお客さまはご遠慮いただいて…」

ってな雰囲気にあふれてる。

　いいモンめっけっ！

「お〜っ！ちゃんとたまご屋さんもいるぜっ！」

うれぴいっ！
タマゴ料理を、お好みで作ってくれる。
やっぱ、ちゃんとしてるなあ・・・。
おもむろにオーダー。

「Fried egg double please♪」
「And turnover please」

仕事も丁寧だった。
焦げなんぞ許してなるモンか！
ってな気合いにあふれてる。
職人である。

「Thanks a lot♪」

スタッフも、にこやかに皿を渡してくれた。
いつの間にか、毛唐のおばはん達が後ろにいた。
注文の品をじ〜っと見つめてた。
職人の仕事に見とれてたのか？
それとも、単に喰いたかっただけなのか…？
　ひと言。

「Me too♪」

わっかりやすっ！