ウルバンバ渓谷のこと【1/13】

　我々が一番乗り。

「っだよね〜っ・・・」

１１：３０だもん・・・。
店も開店準備が整ったばっかだった。

「まだ、あんまり腹も減ってにゃあなあ・・・」

　天気はびみょー。
晴れたり、曇ったり、降ったり・・・。

”何でもありかよっ！”

なので、最初から東屋に入った。
ま、土間にテーブルが並んでるみてゃあな・・・。
　ふと気づくと、人数が足りにゃあ。

「あり？」

５人ほど、バスから降りて来にゃあ。
たった９人のメンバーである。
プラス、お守りが２人。

”そりゃ半分いなかったら、気がつくべ・・・。”

　具合が悪いらしい。
完全な「山酔い」
１人は、新潟の「N村さん」ちの奥さま。
もう１人は、お馴染みの「女将」
それぞれ、相棒は付き添い。
んで、「ゆかりさん」と「赤井さん」が手分け・・・。

”しゃあんめな・・・。”

　我々も確かにダメージはある。
決して快調”ラドン”とは言い難い。
嫁さんも、ナマあくびが続いてるし・・・。
ヤな感じ・・・。
　それでも「クスコ」より楽な気がする。
【ウルバンバ渓谷】は５００ｍ下がった。
これを聞くだけで、少しラクになったような・・・。

「わっかりやすい身体なんだよねー」

　「赤井さん」が案内。

「どうぞ、お好きなものを取って来て下さ〜い」

・・・っとは言ってもねえ・・・。
ま、とりあえずビールでも飲んでっか？

「あたし、やめとく・・・」

嫁さんがひと事・・・。
　へ？

「あり得にゃあっ！」

これは「キンタ・レストラン」の「チンジ」っ！
しゃあんめ。
「Cusquena」１本オーダー。
＄３なり・・・。
でも、何だかなあ・・・。