リマ市内観光のこと【1/12】

  • 【黄金博物館】

 新市街の東側。
「ミラフローレス(Miraflores)」の東端。
ユーカリの木立に囲まれた閑静な住宅地。
ここに忽然と現われる。

【黄金博物館(Museo Miguel Mujica Gallo Oro del Peru)】

である。
何か違和感があったりする。
不思議な博物館だった。
 1階と地下がある。
地下は、

【武器博物館(Museo Armas der Mundo)】

そのまんま。
武器のコレクション。
古今東西の武器を集めてある。
日本の鎧兜も置いてあった。
征服者「フランシスコ・ピサロ」のサーベルとかもある。

”う〜〜ん、びみょ〜・・・。”

 地下が【黄金博物館】
地下室全体が巨大な金庫になってるそうな。
銀行の地下金庫と同じ発想らしい。
ぶ厚い、金庫の扉を開けてもらって中に入る。

「うわっ!暑っちいぜっ!」

メタボオヤジは扇子を手放せにゃあ・・・。
 「山中さん」から解説があった。

「これは全て、実業家「ミゲル・ムヒカ・ガーヨ」氏の個人コレクションです。金の装飾品やミイラなどが展示されていますが、プレ・インカの貴重なコレクションも充実してます。この黄金の装飾品は、何度か日本でも公開されてます」

お〜〜っ!
そう言えば見覚えのあるポスターが・・・。
「横浜そごう」での展示会ポスターが貼ってあった。
結構日本とのつながりがあるんじゃん。

  • 歴史

 「山中さん」の説明は濃い〜かった。
年代を追って、装飾品の特徴なども解説してくれた。
結構、マニアック。
多分、反応は半々・・・。
ある、出土した民族衣装についての説明。

「この編み方はハンパじゃありません。女性の方なら、その大変さがおわかり頂けるんじゃないでしょうか?」

 嫁さん達は大きく頷いてた。
メタボオヤジには、皆目わかんない。
あと、兵庫由来の有閑主婦連もわかってにゃあ風だった。
ってゆ〜かあ、興味が無さそうだった。
目があさっての方を見てる。
あの特有の匂いをプンプンさせてた・・・。
 それにしても、大したモンである。
個人のコレクション・・・。
んで、この充実ぶり。
特に黄金の展示品数はすぎゃあ。
そもそもインカ時代の黄金はほとんど残ってないはずじゃん。
征服者に略奪されてしまった。
っとモノの本には書いてあった。
きっと、「ムヒカさん」も苦労して集めたんだべな。

”痒い時には「ムヒカさん!」”