リマ市内観光のこと【1/12】

  • 【トゥパック・アマル】

 懐かしい響きだった。
そー言えば、そんな事件があったなあ・・・。

【トゥパック・アマル事件】

1996年12月だったそうな。
日本大使公邸の籠城事件。
大勢の人質を楯に、ずいぶん長く籠城してた。
 軍による強行突入で事件jは終結。
これが1997年4月だった。
って事は、何と4ヶ月。
そりゃ、人質もたまったモンじゃにゃあ・・・。
最後まで残った人質は71人もいたそうな。
犯人だけでなく、兵士や人質にも死者が出た・・・。
 「旧日本大使公邸跡」・・・。
塀や、重厚な門扉だけが残ってる。
門扉には当時のままという弾痕が・・・。
生々しいと言えば、生々しい。
 旅程表には載ってなかった。
観光コースに入ってる訳じゃなかった。
きっと、サービスのつもりだったんだべな。
でもなあ・・・。
長〜い38時間の1日を堪えて・・・。
20時間以上かけて、やっと到着したペルー・・・。
んで、最初に観光したのがここ・・・。
う〜〜〜ん・・・。

「何だかなあ・・・」

  • 日本大使公邸

 ま、それはそれとして・・・。
この界隈はとっても街並みがキレイだった。
良く整備されて、緑いっぱいの豪邸が並んでる。
緑は豊かさの表れ。
家々には「ブーゲンビリア」が咲き乱れる。

「ん?あれってひょっとして・・・」

「山中さん」がうなづく。
そう、立派な「ジャカランダ」が・・・。
 久しぶりじゃん。
そう、エジプト以来だった。
エジプトで、悶え苦しみながら見た「ジャカランダ」を思い出した。
ホンジャマカ」じゃにゃあ。

ジャカランダ

何となく、異郷の象徴みたいな気がする。
 この後、バスは現在の日本大使公邸前を通った。
ご丁寧に公邸の周りを1回り。
その造りは、ほとんど要塞か刑務所。
とってもヒトが住む所とは思えにゃあ。

”常軌を逸してる・・・”