ヒューストン空港(IAH)のこと【1/11】
- セキュリティ
どうでもいいけど、うるしゃあっ。
行列の途中に配置された女性スタッフ。
”雇用対策でも何でもいいから、少し黙らせろっ!”
って言いたくなる。
まるで囚人扱い。
明らかに命令口調で怒鳴ってる。
この先に”アウシュビッツ”があるみたいな・・・。
だいだいデブが多い。
よって、声ができゃあ。
”っせえんだよっ!”
やっとX線まで届いた。
ここも又、大騒ぎ。
靴脱いで、別箱に入れてX線を通す。
ベルトも外す。
時計、財布、小銭、ケータイ・・・。
みんな別箱に入れてコンベアを流す。
”大丈夫だべか・・・?”
こんな職場である。
雇用対策だけで仕事してる連中である。
どうせ外国の観光客相手と思ってる。
貴重品を掠め取られやしにゃあべか・・・?
心配になる。
”もっとヒトを選んで、セキュリティを強化してもらわにゃあと・・・。”
- パニ
ツアーメンバーはひと塊で通過。
「ゆかり」さんもラクじゃにゃあ。
誰か引っ掛かったりしたら、大変である。
乗り継ぎ便の時間も迫ってる。
今や、添乗員にとってアメリカは鬼門だべな・・・。
我がグループは大丈夫だった。
ベテラン組が半分。
あと、新婚さんとは言え、ちゃんと周りが見えてる若夫婦。
問題は2人だけ・・・。
そう、あの世代のあの2人連れ・・・。
要注意である。
特に「M上さん」は要注意。
ここでも、ひと騒動あった。
靴脱いで、小物をはずして・・・。
っとかやってる間にパニくっちゃったらしい。
目がイッてる・・・。
手荷物やら、小物やらを箱にいれた。
それを放置したまま、X線のゲートへ向かう。
スタッフが怒鳴ってる。
「Hey!Baggage please!」
でんでん、聞こえてにゃあ。
見えてにゃあ。
同志社英文科は、とっとと行っちゃった。
残ったメンバーが手荷物をコンベアに乗せる。
本人は涼しい顔で待ってる。
大丈夫かいな・・・?