「自由市場」のこと

 今回のツアーの最後のメニュー。
「自由市場」観光。
要介護軍団の大半は釈然としてないべな。

”「ショッピングセンター」で良かったのに・・・。誰が「自由市場」がいいって言ったんだべ?”

って思ってるヒトが多かったべな。
ま、今さらしゃーないべ。
知ったこっちゃないんである。
 バスを降りて、「自由市場」に向かう。
「自由市場」のすぐそばの建物にプレートがあった。

”「ドストエフスキー」が住んでたアパート”

なんだそうな。
このヒトは、引越魔だったらしい。
あっちこっち引っ越してた。
 でも、引っ越す先には条件があった。

”近所に【教会】と【市場】があるアパート”

なんだとか・・・。
ん?
【教会】・・・?
 あった!
「自由市場」のちょっと先にとんがり屋根が見えてる。
確かに【市場】と【教会】がそばにある。
看板に偽りなしっ!
んで、市場に入る。

  • 観光

 びみょーだった。
ホントに市民の為の市場だんべか?
あんまり生活感がない。
一般ピープルの臭いがしない。
ひょっとして観光市場・・・?
 品揃えは豊富だった。
野菜、肉、魚、乳製品、乾物、珍味、菓子・・・。
何でもある。
でも、ヒトは少なかった。
時間が中途半端だからかなあ・・・?
 とりあえず、おちょくってみる。
入り口近所で「キャビア」を売ってた。

【大缶】:4万円  【小缶】:2万円

誰が買うんだべ・・・?
間違いなく、市民は買わないべ。
 野菜もおちょくってみた。
う〜〜〜む。
どー見ても、日本と値段が変わんない。
ブルーベリーとか、カップ1杯で500円っくらい。
確か、北欧でもこれっくらいだったような・・・。
ここはロシアだんべや。

”これじゃ、生活出来ないべや・・・。”