【Петродворец】（ペトロドヴァレツ）のこと

　着工は１７１４年だったそうな。
現在の庭園と宮殿の基礎が築かれた。
「ピョートル大帝」の頭にはイメージが芽生えてた。

”この際、チカラいっぱいヨーロッパ調にすんべっ！”

そこで、モノホンの「ヴェルサイユ宮殿」をチェックっ！
１７１７年に取材。
　ひっくり返ったらしい。

「わおっ！この噴水は何じゃらほいっ！」

噴水にヤラれた。
宮殿の造りもさる事ながら・・・。
噴水の仕組みに取り付かれちゃった。
　計算し尽されたレイアウト。
高低差だけの動力・・・。

”あったまいい〜っ！”

これは・・・。
ど〜しても、欲しくなった。

「何が何でも、造れえ〜っ！」

　夢は叶った。
「ヴェルサイユもどき」の大宮殿が出来上がった。
１７２１年の事だった。
更に噴水っ！
１７２３年に噴水の放水が始まったそうな。
　そして、１７３４年。
遂に、大噴水が完成。

【獅子の口を引き裂くサムソン像】

これで全ての作品が完成。
　動力ポンプを使わない噴水の数々。

【太陽の噴水】
【ローマの噴水】
【ピラミッドの噴水】
【ライオンの滝】
【いたずらの噴水】
【傘の噴水】
【チェス山】・・・

ちょっとハマり過ぎたかも・・・。
　でも、大宮殿前の「大滝」はすぎゃあっ！
黄金に輝く彫像。
整備された噴水群。
さすがは２５年もかけた作品だべさ。
お見事・・・。