ロシア語通訳のこと

  • 通訳

 ロシア語通訳と言えば・・・。

米原万里」だんべっ!

知名度では間違いなく右に出るヒトはいないべ。
惜しいヒトだった・・・。
 このヒトにもハマッた。
ロシア語通訳ってそんなに多くないべ・・・?
きっと有力な武器だったと思う。
そもそもロシアそのものが馴染みが無い。
当然、ロシアネタにも馴染みが薄い。
 「米原万里」は仕事でしょっちゅうロシアに行ってた。
ネタには事欠かない。
加えて、このヒト独特のキャラ。
独特の切り口。

”爽快!かつ庶民的!”

 面白い本が多かった。
電車の中で読んでると、ちょと困る・・・。
ついつい頬が緩んじゃう。

”何、あのヒト!危ないんじゃないっ!”

  • 予備知識

 このヒトの本は幾つか読んだ。
ずいぶん勉強になった。
今回のツアー前に結構予備知識が出来てた。
ってゆ〜かあ・・・、

”先入観っ!”

 でも、これはほとんど合ってた。

    1. ロシアには「約束」って概念はない。
    2. ロシアには「時間」って概念もない。
    3. ロシアの辞書に「サービス」って言葉はない。
    4. ロシアでは騙されるヤツが悪い。

 但し、これは「ソ連」時代の特徴だったかも・・・。
ソ連」時代はそれで誰も困らなかった。
ニンゲンがよりニンゲンらしく・・・。
自然体だったのかも・・・。

 思えば、これがニンゲンの本質かも・・・。
ホントは万国共通のニンゲンの特徴なのかも知んない。
誰だって本質は一緒。

    1. 「約束」も「時間」もうざい。
    2. 「サービス」なんかしたくない。
    3. トロいヤツは騙される。

 あとは損得勘定・・・。
社会が成熟し始めるとシバリが増える。
より効率を求められる。
ダイレクトにカネに響くから・・・。
 「ソ連」は「ロシア」に変わった。
市場経済」とか言い始めちゃった。
ガイコクともつき合わなきゃなんない。
っとなると、変わらざるを得ないんだべな・・・。