「聖イサーク大聖堂」のこと

  • 寝覚め

 ふと気がつくと、バスが止まってた。
周りで、ヒトがゴソゴソ動く気配。
嫁さんは呆れ顔。

「このまま、起きないんじゃないかと思ったわよっ!」

完全に意識不明だった・・・。
 でも、意外に寝覚めがスッキリ。
アタマが痛いとか、ヘチマとかって事ぁ〜なかった。

”ウォッカって意外に酔い覚めも爽やかかも・・・。”

懲りないヤツだ・・・。

  • 「イサーク広場」

 バスが止まってたのは「イサーク広場」
ホントは、この反対側に「デカブリスト広場」ってえのがある。
サンクトペテルブルク」観光の定番の場所。
市内で一番眺めのいい場所だそうな。
 でも、今回はここはパス。
時間が無いそうな。
許されたのは「イサーク広場」からの写真撮影のみ・・・。

    1. 「ニコライ1世の馬上像」
    2. 「聖イサーク大聖堂の遠景」

だけが、被写体として与えられた。

”寂しいっ!”

 知らなきゃそれでいいんだけど・・・。
なまじ下調べしちゃうとねえ・・・。
この向こうに”みどころ”が満載なのに・・・。

”マーキング・ツアーの哀しさ・・・。”

  • 【Исаакиевский Собор】(聖イサーク大聖堂)

 遠景だけでも、圧巻だった。
とんでもなく、できゃあ。
金色に輝くドームの高さは100mとか。
荘厳って言葉がぴったしかも・・・。
 「マリア」さんいわく。

「第二次大戦中、ドイツ軍はこの大聖堂だけは爆撃しませんでした。何故なら、金色に光るドームはいい目印になったからで〜す」

なるへ・・・。
 ガイドブックの表現が面白い。

  1. 40年の歳月がかかった。
  2. 50万人のでえくを投入した。
  3. 総重量が30万トン・・・。

何だか、よくわかんない・・・。
 ドームにはヒトの姿がチラホラ見える。
展望台になってるそうな。
262段の急階段を登ると360度のパノラマ。

”あ、いいなあ・・・。”

メタボオヤジと、ニワトリは高いところが好きっ!