第二次世界大戦のこと

  2003年。
忌まわしい世界大戦から58年・・・。
琥珀の間」が復元された。
部屋中が飴色って言うか・・・。

”まさに「琥珀色」だんべっ!”

 実は「琥珀の間」だけじゃない。
「エカテリーナ宮殿」全体が復元された。
気の遠くなるような歳月。
そしてカネ。
大変な労力を費やして復元されつつある。
 空爆はひどかったらしい。
当時の写真がいくつか展示してあった。
ガレキに雪が降り積もった光景は悲惨だった。
 宮殿内部もめっちゃくちゃだったらしい。
めぼしい調度品は軒並み強奪。
家具1つ1つから復元して行ったそうな。
昔の資料を頼りにコツコツと作業が続いた。
多くの職人が心血注いで復元したのが、今の宮殿・・・。

 実はラトビアで、まったく同じような光景を観た。
写真の展示も良く似てる。
まだ復元途中の部屋もあって、工事中だった。
作りかけの調度品も沢山あった。
少しずつ復元してるんです・・・ってな話もあった。
 バルト3国は「エカテリーナ1世」のお里。
これも何かの縁だべか・・・?
ソ連に接収されてた間にめっちゃくちゃにされちゃったそうな。
ガレキが雪に埋もれてた。
心あるヒトビトが復元作業を始めた・・・。

”ん似ている・・・。”

  • ガイド

 「サンクトペテルブルク」は人気がある。
特に日本人とドイツ人に人気があるんだそうな。
何でだべ・・・?
少なからず、縁があるからだべか・・・?
日本語ガイドと、ドイツ語ガイドは仕事が多い。
ま、そりゃそれで結構なこって・・・。
 でも、「マリア」さんいわく。

「日本語ガイドの方がず〜っといいで〜す。ここでは必ず第二次世界大戦に触れなきゃなりませ〜ん。ドイツ語ガイドは、ドイツ人にこの話をするのがとっても辛いで〜す」

ま、そりゃそーかも・・・。