「Владимир」(ウラジーミル)観光のことⅡ

  • 「イコン」

 ちょっと魅力を感じる「イコン」
もちろんピンキリ。
芸術性のあるものはトンでもない値段らしい。
美術品としての「イコン」は100%課税だという。
一応、ロシアも国外流出を警戒してるらしい。
 それなりのモノを買う時は覚悟が要る。
それなりの店で、それなりのカネを用意する。
「スプラーフカ」とかいう価値証明書を発行してもらう。
んで、税金払って持ち帰る・・・。

「あ〜、面倒いっ!」

 ま、そんなモン滅多にお目にかかる事あない。
美術館や、教会っくらいだんべ。
そーじゃない「イコン」は山ほど売ってる。
露天商とか、教会の売店とか・・・。
要介護軍団は「イコン」もカイマクリ地下都市。
ま、ガラクタだけど・・・。

  • 「ドミトリエフスキー寺院」

 同じ敷地内にある。
外壁のレリーフが素晴しい。
聖書や神話の世界がモチーフ。
なかなか凝った造りだった。
 この聖堂の脇に展望台がある。
視界が開けてとっても気持ちがいい。
遠くに「ウラジーミル駅」と線路が見える。
例のシベリア鉄道だ。
 右側は「ウスペンスキー大聖堂」
続いて昨日マーキングしたホテルがある。

”マーキング”

嫁さんの眼が輝いた。

  • マーキング?

 「ナターシャ」さんのひと声。

「じゃ、ここでフリータイムにしましょう。トイレは・・・」

聞くまでもない。
昨日と同じパターン。
勝手知ったるホテルのトイレ。
10ルーブル払えばいい。
 要介護軍団、一斉に駆け出した。
そんなにみんな行きたかったのか・・・?
そこは嫁さんの方がちったあ若い。
一番乗りでマーキング。
その後は軍団の行列が出来上がった。

「ションベンスキー大騒動」