「Владимир」(ウラジーミル)のことⅢ
- シベリア
道中、「シベリア鉄道」を横切った。
踏み切りを渡った。
だからホンの一瞬のこってある。
線路は真っ直ぐに伸びていた。
この線路が日本海まで続いてるんである。
”これが「シベリア横断鉄道」かあ〜・・・。”
かつては、「ウラジーミル」は流刑者の通り道だった。
シベリア追放されると、ここを経由した。
その道路は「ウラジ−ミルカ」と呼ばれたそうな。
現在の市内のメインストリートだとか。
- 「黄金の門」
「ウラジーミル」の街中で突然バスストップ。
ホントにメインストリートの真ん中。
いかにも邪魔な場所に、城のような門が建ってた。
12世紀建造。
首都防衛の為の砦で、かつては左右に土塁が続いていたそうな。
キエフにあった「黄金の門」に似てるという。
「キエフの大門」と言えば、あの「展覧会の絵」の・・・。
想像が広がる。
今は、軍事博物館になってるとか。
タタールとの闘いのジオラマとかがあるらしい。
でも、我がツアーは最初っから見学の予定に入ってない。
遠目に眺めて写真を撮るだけ。
ま、いいんだけど・・・。
- 結婚式
「黄金の門」の周りはロータリーになってる。
ここを4〜5台のクルマがグルグル。
花やリボンで飾り立ててる。
結婚式だという。
教会で式を挙げる。
その後は、ダチと街ん中を流す。
”花婿は日の丸のハチマキ姿。”
”花嫁はハコノリ・・・。”
・・・はしてなかった。
でも、クラション鳴らしっ放しで大騒ぎ。
これがロシア流の結婚式らしい。
でもなあ・・・。
離婚率6割って聞いてる。
結婚式なんて無駄に思えちゃうよなあ・・・。