モスクワの晩メシのことⅡ
- 戦争
ここから戦争が始まる。
奥さんらしき女性が厨房を仕切る。
主人は飲み物全般と、料理の給仕担当。
しかも、何故か今夜は名物料理と書いてあった。
ちょー有名な「ピロシキ」・・・。
大丈夫かいな・・・?
まず、ビール。
っで、ひっくり返った。
【500ml 200ルーブル!】(約1,000円)
おいっ!
でも、あんだけ歩き回って、汗かいて・・・。
飲みたいよなあ・・・。
ビンボー夫婦の賢明な選択。
「1つを半分こ飲もうかね・・・」
- 初ディナー
不穏な雰囲気の中、ディナーの始まり。
【コールスローサラダ】
ま、ふつーのコールスローだわね。
なかなかビールが出て来ないんで、あっと言う間に無くなった。
何となく、パンをつまみにビールを飲む事が出来るようになった。
酵母の香り同士が合体して、何ともシツコイ・・・。
【ピロシキ】
本日のご当地料理。
ふと気づいたら、最初っからパンと一緒にテーブルに乗ってた。
大きさ5cmっくらい・・・。
可愛らしいモンだった。
ピロシキの干物ってヤツですか?
【ビーフステーキ・ポテト添え】
ってな紹介だったけど、どー見ても粗挽きハンバーグ。
いかにも家庭料理の延長線上みたいな・・・。
しかもパサパサで決して美味くない。
んで、ポテトはお約束のように水っぽい。
逆にして、ステーキをしっとり、ポテトをカリカリにしてくれれば・・・。
【アップルケーキ】
これもほとんどパンみたいな・・・。
しかも、最初からテーブルに置いてあった。
要介護軍団の大半がパンと間違えて最初っから喰ってた。
【コーヒー】
言わずと知れた・・・。
多分、ロシアはコーヒー後進国。
”こだわり”とか、そーゆー以前も問題だんべな・・・。
険悪な空気とともに、料理もトーンダウン。
全体的にイマイチだったなあ。
【☆ 1つ半ですっ!】