モスクワ郊外観光のこと
- 現地ガイド
ガイドは昨晩の「ナターシャ」さん。
今日・明日とず〜っと一緒だとか。
相変わらず、真っ赤なマタニティドレスに凄まじい塗装だった。
これがロシア風なんだべか・・・?
お約束で、ロシア語講座。
「せっかくですから『お早うございます』くらいは覚えましょう。『ドーブロエ・ウートラ」です。
そりゃ、コクである。
要介護軍団が覚える気があるとは思えない。
早速「虎の巻」で調べてみた。
【Доброе утро】(ドーブロエ・ウートラ)
ここにも教材がいっぱい。
- 「Д 小文字(д)」は、「デー(D)」
- 「б 大文字(Б)」は、「ベー(B)」
- 「у 大文字(У)」は、「ウー(U)」
勉強になるなあ・・・。
絶え間なく「ナターシャ」さんのガイドが続く。
基本的にしゃべるのはお好きらしい。
モスクワの成り立ちなどを、滔々と解説してくれた。
「でも、それってガイドブックに載ってんだよねえ〜。それより車窓から見える景色の解説をして欲しいなあ〜っ!」
っなあ〜んて、言えねえ、言えねえ・・・!
- 「モスクワ大学」
唐突に「モスクワ大学」が現れた。
途中の解説が何にもないから、突如で〜〜ん!っと出現した。
「いきゃあっ!」
ハンパじゃない規模である。
でも中には入れない。
遠くから眺めるだけである。
1953年に完成。
中央に32階建て、両翼18階建てのスターリン建築。
ソ連時代の象徴的な作りらしい。
総室数4万5千、エレベーターは100基以上とか・・・。
市内にある「ウクライナ・ホテル」とよく間違われるそうな。
デザインが一緒だもん。
確か、ポーランドのワルシャワでも見た。
ソ連から贈られたというまさにスターリン建築だった。
ソ連の無言の圧力だったんだべな。
ワルシャワ市民からめっちゃ嫌われてるそうな・・・。