「シェレメチェボ空港」のこと
- 空港ビル
お〜〜っ!
いかにもソビエトっぽい建物。
コゲ茶色の厳格な雰囲気の漂うビルが見える。
空港そのものが年代モンって感じがする。
ムードあるじゃん。
ヘタすりゃ、空軍と一緒に使ってたのかも・・・。
何だか、空港全体がタバコ臭い。
禁煙マークの下でモクモクやってる輩もいる。
「ブンエンってナニモノ?」
って雰囲気である。
照明も何となく薄暗い。
外の方が明るいっくらいである。
トイレも狭いし、暗いし、汚い。
アサガオも個室も1つずつしかなかった。
女性用もひどいモンだったらしい。
「う〜〜〜ん、これが国際空港かあ・・・。」
このあたりが【BRICs】と言われる由縁なんだべな。
インフラまで手が回ってない印象じゃん。
何でも今、空港全体を造り直してるそうな。
何年かしたら、ドゴール空港にそっくりな空港になってるかも・・・。
- 入出国カード
ロシアに入国する時に入出国カードが必要。
ふつーは、ヒコーキの中で配られたりする。
アエロフロートも一応配った。
でも、半分っくらいかな・・・。
「入出国カードは品切れとなりました。空港に備え付けのカードに記入の上、入国審査を受けて下さい」
和製金属ニンゲンが淡々と説明する。
さて、「久美」さんはタイヘン。
要介護軍団からブーイングがあがってる。
別に彼女が悪い訳じゃあんめなっ。
- 入国審査
でも、確かにこの影響は大きかった。
要介護軍団は、最初っから自分で書く気はない。
「久美」さんは駆けずり回って面倒見てる。
ま、どうせ入国審査まで相当待ちそうだし・・・。
さすがはロシアの入国審査。
いろんな事がわかった。
- まず、ロシアには並ぶという概念がない。
- 身内とか官僚は、横から最優先の割り込みOK。
- 仕事のスピードは個人差が大きくて、倍以上違う。
- 笑顔を知らないかと思えば、内輪話は結構楽しそう。
- 時間の制限があるヒトはロシアは行かない方がいい。
ま、それでも何でも遂にロシア入国っ!