ロシア小冊子のことⅤ

  • 主観

 「久美」さんのまとめがいい。

ご紹介しました事例は、私の感じた主観的な事柄も多く含まれております。(皆様の印象とはまた違ったものになると思います)
これで皆様が、「ロシアはなんてとんでもない国だ!」と思われたかも知れません。
しかし、ロシア人の大半は気がよくて純情な方々です。
自然と歴史によって、彼らなりの生活の知恵が作り上げられました。(その知恵が私たちには理解しがたいのですけれどね)
「不思議の国ロシア」を少しでもご理解いただいて、気に入っていただければ幸いです。

 何て、正直な・・・。
想像するに、彼女も相当痛い目に遭ってるんだべ・・・。
ま、それが異文化だからしゃーない。
せいぜい楽しみましょっ!

  • お土産

 最後にお土産の紹介があった。
確かに、この情報は有り難い。
ガイドブックもじっくり読んだ。
送られて来た直送土産カタログもじっくり読んだ。
でも、まったく食指がいごかない。
なあ〜〜んにも無い!ってえのが土産の印象だった。

1.「マトリョーシカ
 ちょー有名な、あれっ!
こけし風の入れ子式人形】
歴史はそんなに古くないらしい。
発祥はモスクワ郊外の「アブラムシェボ」という小さな村。
何故か、この村には芸術家が集まってたそうな。
 1890年のこってある。
「アブラムシ村」だか「ナンキンムシ村」だかに、何故か日本の箱根の組子人形の「七福神」が持ち込まれたそうな。
ロシア正教の世界には、元々「イースターエッグ」ってえのがある。
タマゴの飾りみたいな・・・。
そこで誰かが両方を合体させて「マトリョーシカ」の誕生。
 1910年にパリ万博に出展されたそうな。
以来、世界的にも有名になっちゃったとさっ!

 ま、あんまり興味は無かったけど、良く見かけた。
ってゆ〜かあ、どこに行ってもこれっきゃない。
行く先々で、いろんな「マトリョーシカ」を見た。
確かに玉石混交。
値段もピンキリだった。
要介護軍団は、訳もわからずカイマクリ地下都市・・・。

2.「ホフロマ塗り」
 これは伝統的な民芸品の1つらしい。
木製品に独特の塗装を施してある。
黒を基調色に、華やかな蜂蜜のような金色、赤、緑で独特の柄を描いてある。
あまりに美しくて飾りと思ってたら、立派な実用品だという。
実際に軽くて使いやすいそうな。

 これも、あちこちで見かけた。
ま、興味の対象外ではあったけど・・・。
要介護軍団は結構、カイマクリ地下都市。
キッチン用の「大おたま」なんぞ、買ってた。
聞くと、15,000円とか・・・。
”高っ!”